K gaZe

For North(7)

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Leitzminolta CL
M-ROKKOR 40mm/f2
TX

足元で、ディーゼルエンジンが唸る。
音の割には、車窓はゆっくりと流れている。

うつらうつらしながらも、僕自身の色々なことを考えていた。



現在22歳。
未熟すぎる自分を痛いほど感じていた。



愛ってなんだ?
好きになることってなんだ?
今は、よく分からない。



僕は、ある人から来たメールを繰り返し読んでいた。

「自分が嫌いで、自分に自信がないから、あなたを愛せない」

「もっと明るくて可愛い、ステキな人が絶対いるから」



彼女は、誰にもいえない秘密があるという。
色々なことを考えた。
考えついたすべてのこと、きっと全部違う。
くだらない考えしか思いつかない。



結局、僕には分からないままだ。

携帯電話を窓際に置いて、膝の上にカメラを乗せて、流れる景色を眺めていた。






そんな考えが一周したあとだ。
僕がこれから僕としてどうありたいか。
再びそんな考えが巡ってきたのは。

彼女に対する考えは、巡り巡って自分自身へ。
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by ape-limited | 2010-03-24 19:35 | Monochrome gaze | Comments(2)
Commented by gin-boriko at 2010-03-24 23:34
ただいま32のオヤジが、テキトー申し上げると、
誰かを愛するっちゅーのは、如何に自分が不完全であるかを
骨の髄まで自覚することから始まるらしいゼ。
Commented by ape-limited at 2010-03-25 21:57
>如何に自分が不完全であるかを骨の髄まで自覚することから始まるらしい

相手を見ているはずが、相手が鏡になって自分が映ってしまうんですよね。
何度も経験していますが、自覚した瞬間、自分を自分でぶん殴ったような感覚に襲われますわ・・・。